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マイソク作成を速くする方法|エクセルのままでできることと、作成ソフトの選び方

公開日:2026年10月30日 / 株式会社ネイティブクリエイション

マイソク作成で時間を食っているのは、数字の転記より、地図・外観写真・用途地域・駅徒歩といった「場所の情報」です。ここを減らさない限り、入力を速くしても1枚の時間はあまり縮みません。

月に数枚ならエクセルの雛形と手順を整えるだけで足ります。毎週のように何枚も作る会社や、一棟・更地など様式が分かれる収益物件を扱う会社は、マイソク作成ソフトを試す価値があります。選ぶときに見るのは、今の様式がそのまま使えるかと、元のPDFを読めるかの2点です。

マイソク作成、どこで時間が消えているか

金曜の夕方、売主側の業者から一棟アパートの物件概要書がPDFで届いたとします。月曜の朝には投資家に送りたい。営業担当は自社の雛形を開き、価格、利回り、土地と建物の面積、構造、築年月を1つずつ写していきます。ここまでは、慣れた人なら手早く終わります。

止まるのはその先です。地図を開いてピンの位置と縮尺を決め、画像にして貼る。枠からはみ出して貼り直す。ストリートビューで外観を探し、電柱が写り込まない角度を選ぶ。元のPDFに用途地域が書いていなければ自治体の地図で調べ、最寄り駅からの徒歩分数も確かめる。数字の欄を埋めた時間より、こちらのほうが長くかかっていた、という話は現場でよく聞きます。

そして最後に、もう一人に見てもらう。価格の桁がずれていたら会社の信用に関わるので、この確認は省けません。

なので、マイソク作成を速くしたいなら、まず自分たちがどの作業に時間を使っているかを1週間ほど書き出してみるのが早道です。転記なのか、場所の情報なのか、確認なのか。手の打ち方がそれで変わります。

エクセルのままで速くする

お金をかけずにできることは、案外あります。

物件の種類ごとに雛形を分ける

区分と一棟、建物が2棟ある物件、更地。全部を1つの雛形で済ませようとすると、毎回行を足したり消したりしてレイアウトが崩れます。よく扱う種類ごとに雛形を分けておくと、開いた時点で7割ができあがっている状態にできます。

入力欄と固定欄を分け、表記を決める

毎回変わる欄に色を付け、会社情報などの固定欄は保護しておきます。価格は「万円」で書くのか「円」なのか、面積の小数点を何桁まで出すのか、坪も併記するのか。セルの書式で決めてしまえば、担当者ごとの表記ゆれが消え、確認する側も楽になります。

地図の枠を固定する

地図と外観写真の枠の大きさを決め、画像はその枠に合わせて貼るだけにしておきます。縮尺も「駅が入る範囲」など社内で1つ決めておくと、毎回迷う時間がなくなります。

前の物件のファイルをコピーして作らない

これは速さというより事故防止です。前の物件の数字や地図が残ったまま送ってしまうのは、よくある失敗です。空の雛形から作るか、確認項目に「前の物件の情報が残っていないか」を入れておきます。

雛形そのものの作り方や、載せる項目の一覧はマイソクの作り方|物件概要書の書き方と記載項目にまとめています。

作成ソフトを考えるのはどんなとき

雛形と手順を整えても、地図を切って貼る作業と調べものは残ります。1枚あたりの時間はそれ以上は縮みにくいので、枚数が多い会社ほど、残った作業の合計が重くなります。

目安として、次のような状態ならマイソク作成ソフトを一度試してみる価値があります。

反対に、月に数枚で、扱う物件もほぼ同じ種類なら、エクセルの雛形で十分です。ソフトの月額と、浮く時間の釣り合いを見て決めれば間違いありません。

マイソク作成ソフトの選び方

マイソク作成ソフトやツールにもいろいろあり、居住用の賃貸チラシを作るためのもの、デザインのテンプレートを選んで文字を入れていくもの、元の資料を読み取って自社の様式に埋めるものなど、得意なことが違います。比べるときは、次の表の順に見ていくと判断しやすくなります。

見るところ確かめること
今の様式が使えるか自社のエクセルの様式をそのまま登録して出せるか。ソフト側のデザインに合わせて作り直す必要があると、社内やお客様への説明が増えます。
元の資料を読めるか売主側・他社の物件概要書PDFや、スキャンしたPDFから数字を読み取れるか。手で入力する前提のソフトだと、転記の手間はあまり減りません。
場所の情報地図・外観写真・用途地域・建蔽率・容積率・最寄り駅と徒歩分数を、住所から自動で入れられるか。対応している地域の範囲も確かめます。
物件の種類収益物件の利回りや賃料収入の欄、複数棟や更地、用途地域が2種類の物件に対応しているか。居住用向けのツールだと、ここで手作業に戻ることがあります。
データの扱いアップロードした物件資料がどこに、いつまで保管されるか。削除の時期と、運営会社の個人情報の管理体制を確認します。
費用と期間初期費用、月額、1枚あたりの費用、使い始めるまでの期間。様式の登録に別料金がかかるかも見ておきます。

無料のマイソク作成ツールについて

無料で使えるツールやテンプレートもあります。数枚を作るだけなら、それで困らないことも多いはずです。ただ、自社の様式で出せない、収益物件の項目が足りない、物件資料を外部のサービスに預けることになる、といった点は使う前に確かめておいてください。様式が変わると、取引先から「いつもと違う」と言われることもあります。

試すときは、いちばん面倒な1枚で

無料で試せるソフトなら、試す物件選びで結果の見え方がだいぶ変わります。きれいに整ったサンプルではなく、普段いちばん手間がかかっている1枚を入れてみてください。スキャンが少し傾いたPDF、建物が2棟ある物件、用途地域が2種類にまたがる土地。そういう案件で手作業に戻らずに済むかどうかが、毎日使えるかどうかの分かれ目です。

出てきた概要書は、元の資料と並べて数字を1つずつ見比べます。ソフトを入れても、最後に担当者が確認する工程は残してください。

不動産の広告・表示には、業界の規約などで記載すべき事項や表記方法が定められている場合があります。この記事は一般的な情報であり、個別の判断は所属団体の案内や専門家にご確認ください。

よくある質問

マイソク作成にかかる時間は、どこを減らすのが効果的ですか?
多くの場合、数字の転記よりも、地図や外観写真の切り貼り、用途地域や最寄り駅の調べものに時間がかかっています。まず1週間ほど、どの作業に何分使っているかを書き出し、いちばん長い作業から手を付けるのが近道です。
マイソク作成はエクセルとソフトのどちらがよいですか?
月に数枚で物件の種類もほぼ同じなら、エクセルの雛形と手順を整えるだけで十分です。枚数が多い、他社様式からの作り直しが多い、一棟や更地など雛形に収まらない物件が多い、という場合はソフトを試す価値があります。
マイソク作成ソフトを選ぶとき、最初に何を確かめればいいですか?
今使っている自社の様式をそのまま使えるかと、売主側・他社の物件概要書PDFから数字を読み取れるかの2点です。そのうえで、地図や用途地域を自動で入れられるか、収益物件の項目に対応しているか、アップロードした資料の保管と削除の扱いを確認します。
無料のマイソク作成ツールでも足りますか?
数枚を作るだけなら足りることも多いです。自社の様式で出せるか、収益物件の項目があるか、物件資料をどこに預けることになるかは、使う前に確かめてください。

収益物件のマイソク作成ソフト

mAIsoku(マイソク)のご紹介

mAIsokuは、収益物件(一棟・区分)を扱う不動産仲介会社向けの物件概要書の作成ソフトです。売主側・他社の物件概要書PDF(スキャンPDFにも対応)を1枚入れると、物件名・所在地・用途地域・利回り・価格など30項目超を読み取り、御社のExcel様式に埋めて出力します。

  • 地図(ピン付き)・ストリートビュー・最寄り駅と徒歩分数・QRコードを住所から自動で入れます
  • 一棟・建物2棟/3棟・更地・用途地域が2種類にまたがる物件まで、7種類の様式を用意しています
  • 処理時間は本番環境の実測で14秒(実際の物件概要書では13〜22秒)
  • 初期費用0円・月額3万円から(税別)。アップロードしたPDFは処理後24時間以内に自動削除します

用途地域などの自動補完は現在東京都内の住所が対象で、PDFに記載があれば全国で転記します。出力した概要書の最終確認は担当者が行ってください。

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